2月13日～17日までベトナムに視察研修に行ってきました。
視察メンバーは今年度私が会長をしている、丹後織物工業組合の40歳以下で構成する「絹友会」のメンバー。
初日は台湾経由でホーチミンに入りました。
そして2日目はホーチミンからダラット空港に移動
視察工場はここから車で1時間程度の場所でした。

ダラットは標高が高く、空気も澄んで青空がとても綺麗でした！
朝6時の飛行機に乗った甲斐がありましたね。
そして車で１時間ほどでバーロックにある撚糸工場を視察。
こちらは京都に本社を置き、世界中にシルクの糸を流通させている松村株式会社さん。
バーロックに4カ所大きな撚糸工場があり、丹後で見る撚糸機からヨーロッパから輸入された最新機械まであり、約3000人の工員さんが3交代で勤務されております。
従事されている現地の工員さんはとても若く、工場・機械はとても奇麗に整備され、品質管理にも徹底されているなと感じました。
そして現地に在住の日本人スタッフの方も6名おられ、熱心に技術始動をされておりました。
KUSKAの定番シルク糸はこの工場で加工した糸を購入する事で、自信を持ってお客様に提案出来できます。
視察を終え、研修メンバーと松村株式会社の皆様と一緒に

その後、車でホーチミンに向かいました。
まだまだ、日本のように交通インフラが整備されておらず、約5時間車に揺られホテルに到着しました。。
途中で休憩し、コーヒーを

ベトナムコーヒー。
味はすごく濃いですが、飲み出すと結構美味しかったです。
3日目Tong cong ty viet thang-ctcpを視察。こちらは1960年に国営企業として設立された会社です。
今は民営の株式会社として経営されており、綿織物を主体とし紡績から製織・染め・縫製まで一括して行われています。
約3,000人を雇用され、とても大きな工場で最新の機械設備を揃え、1ヶ月に400万m織られているみたいです。(ちなみにKUSKAはすべて合わせても1ヶ月約100m位です・・)

話を聞いて驚いたのが、ここで生産された商品の約90％は国内需要だそうです。
てっきり、大量生産のコストダウン方式で海外輸出をしているのかと思いましたが、そうでもなかったようですね。
日本の衣類の大半が輸入に頼っている現状、途上国が発展するに連れいつかは日本にもリーズナブルな価格で入って来なくなると思います。
我々、日本の工場(作り手)の意義をあらためて感じた視察でした。
3日間の研修を終え、明日は帰国と言う事で、ホーチミンの街へ


若者が多く、活気がありとても刺激的な国でした！
1960年代の日本のように、これからどんどん経済成長をして行く様子がうかがえました。
気候の暖かく、とても過ごしやすかったです。
そんな事を思い出しながら、寒い丹後でブログを書いております。。

月に１度、工房休み日のお仕事です。
手機１台・１台点検&メンテナンス
今回はジャガードを上げるベルトの点検・調整です。

出来上がりの商品には見えませんが、モノづくりの基本はここですね！

イタリア出張から帰ってまいりました。
様々なヒト・モノ・コトに触れ、これからのKUSKAの展開も、明確に出来た出張でした！
ミラノで見つけた「TANGO」

踊りの方ですが（笑
親近感ありますね。

イタリア・フィレンツェにて開催されている
メンズプレタ最大の展示会「Pitti immagine Uomo」Vol.85に来ております。
イタリアをメインに世界中のブランド&ファッショニスタが集まる展示会。
今回のテーマは「Rock」

そして中央の広場には毎年テーマの沿った展示デザインが

わかりますか？これは棒に付けられたスピーカーが地面にさしてある展示です。
例年より今回はイマイチかな・・(個人的な意見ですので)
さて、今回は来年秋冬の傾向(リサーチ)やKUSKAのポジション、そして出展なんかも考えての渡航です。
今日で2日目終了。みっちり3日間通う予定です。
そのあとミラノに移動し、他の展示会もチェックします。
しかし、中央のスナップポイントではおしゃれオヤジ(若い人も少々)が各メディアや雑誌にスナップされ、ある意味「世界おしゃれ選手権」が開かれております(笑

新年　あけましておめでとうございます！
本年もKUSKAを何卒よろしくお願い致します。

新作プリントネクタイとミニ門松(丹後の庭師・廣野悦朗氏制作)
今年もKUSKAのモノづくりにご期待下さい！！

皆さま、2013年はいかがだったでしょうか？
KUSKAもこだわりのモノづくりを例年通り、いや例年以上邁進してまいりました。
さて、三代目ブログ恒例の(笑)
1年を振りかえってみます。
まず１月
・2013春夏コレクションをユナイテッド・アローズ、阪急メンズ東京で展開
・ファクトリエサイトにてKUSKA取り扱い開始
2月
・東京ビックサイト「インターナショナルギフトショー」に出展
・「JACKET REQUIRED」2013 Spring vol.2にKUSKA Fresco Tieが掲載
3月
・KUSKA4周年記念プレゼントを抽選で3名様にプレゼント
4月
・雑誌BestGear×KUSKAのコラボ商品を展開
5月
・「JACKET REQUIRED」2013 Early Summer vol.3に掲載
6月
・フランス新鋭ブランド「Gaspard Yurkievich」とコラボし、イタリア・フィレンツェにて開催されたメンズプレタポルテ最大の展示会「PITTI IMMAGINE UOMO」に初出展
7月
・北近畿経済新聞に掲載
・KUSKA Bow　Tieデビュー
・2013秋冬　ユナイテッド・アローズ・阪急メンズ東京・ファクトリエにて展開
8月
・GOETHE「ゲーデ」８月号にKUSKA Fresco Tieが掲載
・そごう・西武各店舗にてKUSKA取り扱い開始
9月
・繊研新聞に掲載
・松屋銀座本店、5階紳士ネクタイ売場にて期間限定でKUSKA POP UP SHOP展開
10月
・梅田阪急本店ギャラリーにて「世界のTANGO TEXTILE」に参加出展
・「第64回丹後織物求評会」にKUSKAブースにて出展
・テレビ東京WBSにてファクトリエの中でKUSKAネクタイが紹介
11月
・Kyoto Millennium Showcaseに出展
・丹後建国1300年記念「第１回　京都府知事杯サーフィンコンテスト」にKUSKAが協賛
・雑誌「CREA」12月号にKUSKA Bow Tieが掲載
・「JACKET REQUIRED」2013Winter vol.5に真綿マフラーが掲載
12月
・銀座松屋　クリスマス2013 Gift BookにKUSKAのネクタイ・チョウタイが掲載
大きく振り返るとこんな感じです。
様々な方々にKUSKAの商品を手に取り、触れていただいた事を大変感謝しております。
もちろん来年も、今年以上に満足していただける商品づくりをしてまいります。
どうぞ、KUSKAのモノづくりにご期待ください！！

来年1月はイタリア・フィレンツェで開催されるPitti Uomoに行ってまいります！！
(今回は出展はしておりませんが・・)

KUSKA 2014AW(秋冬)始動です。
テーマは引き続き「カシミヤを超えるシルクの風合い」と題し、シルク真綿を織り込み最高の風合いを表現します。
新しい商品(企画)の為、KUSKAは手機から改造を

いつもKUSKAの手機を作っていただいている大工さんに部材を１つ１つ手作りしていただきます。
手間とコストはかかりますが、ここから作っていかないとKUSKAの求める風合いやオリジナリティーは出ませんので。

部材を取り付け幅や長さを調節、そして手機の上にジャガード(縦糸を上下する機械)を乗せていきます。
まだまだ商品が出来るまで先は長いですが、これがモノづくりの醍醐味ですね！

丹後建国1300年記念
「第１回　京都府知事杯サーフィンコンテスト」が開催されます。
日時2013　11.2~3日　予備日4日
場所　京丹後市網野町八丁浜海岸
KUSKAも協賛そして選手としてもエントリーしております。
ぜひ、丹後ブルーの海を見に八丁浜に！

またまた、お知らせばかりですが・・・・
10月2日(水)～7日(月)まで、大阪梅田阪急百貨店にて開催される
「世界のTANGO TEXTILE」にKUSKAも参加出展いたします。
場所：阪急うめだ本店9階　阪急うめだギャラリー
期間10月2日(水)～7日(月)　最終日は午後6時閉場
KUSKA商品はネクタイ・ボウタイ・チーフ・マフラー・ストールを出展、その他丹後の様々な織物が展示販売されます。
私も常時、売場にて商品説明をさせていただきます！

同時に9階　祝祭広場にて、京都・丹後の選りすぐりの美味しいものをご紹介しております。
皆様、ぜひお待ちしております！

9月14日(土)、銀座松屋本店がグランドリニューアルオープン致します。
そこで、100人のスペシャリスト
～商品を創る、つなげるプロとの出会い～
と題したイベントが開催されKUSKAも参加、そして期間限定で商品を展開致します。
期間　9月13日(金)～17日(火)
5階　紳士雑貨　ネクタイ売場
展開商品
ネクタイ・蝶タイ・ストール・マフラー等
9月14日(土)、15日(日)
11時～18時まで作り手KUSKA(楠)が売場にて商品説明をさせていただきます。
皆様、ぜひお足をお運びくださいませ。
その他、様々なイベントが開催されます。
ぜひ、5階　紳士売場にて、お待ちしております！