月別: 10月 2012

真綿マフラー 銀座松屋5F 紳士売場にて展開します。

試行錯誤を続け遂に完成、
そして銀座松屋5F 紳士売場にて手紡ぎ真綿マフラーを展開いたします。
テーマは「カシミヤを超えるシルクの風合い」と題し2年前から試行錯誤を続けてきた商品です。
今回は手織り機からすべて組み直して幅を出し、縦糸・横糸共に同色で染上げております。
下記 
製造工程
まずは、素材から吟味し手紡ぎ真綿の最高級の糸と少し細めの真綿糸と風合いを良くする為に絹紡糸(シルクを紡績した糸)を染上げ、縦糸として整経し1本1本繋いでいきます。
kUSKA
そして横糸は上記2種類の真綿糸を数本に組み合わせ、特殊な横糸を作っていきます。
kUSKA
そして、手織り。
1越し1越しゆったりと空気を含ませながら織り込むことにより、最高の風合いを作り出しております。
kUSKA
そして織り上がった布の房を結び、柔軟加工を施しKUSKAネームを着けていきます。
kUSKA
巻くとこんなイメージ
kUSKA
幅55㎝ 長さ190㎝(フリンジ込み)
とボリュームがあり、様々な巻き方であなたの首元を演出してくれます。
そして何と言っても風合い・温かみを巻いた瞬間に感じていただけると思います。
ブラウン・ネイビー・生成りの3色 シルク100% 価格39,900円(税込)
kUSKA
銀座松屋 5F 紳士売場にて展開します!

2013 A/W

2013A/Wのサンプルイメージです。
こんな感じでいきます。
kuska
この瞬間がモノ作りの醍醐味。

京都デザイン賞

10月7日に京都デザイン賞の審査にKUSKAのFrescoシリーズを応募してきました。
kuska
京都デザイン賞 開催趣旨
京都には1200年の歴史が培った魅力的なデザインが多数存在しています。それらは現代においても引用され、新たな作品や商品開発に繋がっています。KyotoDesignAward 2012「京都デザイン賞」では、京都の伝統と文化を守りながら、新たなデザイン手法を用いて、新しい京都のデザインの創出を図る作品を募集します。
テーマは「新しい京都のデザイン」
伝統工芸をモダナイズさせる事を目指すKUSKAとしてどう評価されるかを試す為にも応募を決めました。KUSKAが考えるデザインとは、商品の形や色を加えるだけではなく、そのモノづくりや素材の力・先人の知恵を利用し、極力ベーシックに本質を伝えたいと思っております。
審査用にA1ボードを作製
kuska
以外と出費(笑)
展示はこんな感じで
kuska
結果は10月中旬に発表の事です。

創業77年目。

自社の決算は9月30日の為、
本日からあらたに今年度 43期がスタートとなります。
クスカ株式会社は昭和11年創業、会社設立は昭和46年。
私の祖父、楠博行が地場産業でもある丹後ちりめんの製造販売を開始しました。
そして2代目、父の勝義が大量生産・大量消費を疑問に持ち、オリジナルのモノづくりがしたいと、手織りに取り組み、2009年私に代表が代わり手織りに一本化、そして2010年2月から「昔の織り技法で今のライフスタイルを」コンセプトに伝統・ファッション・芸術の3つを融合させ、ハンドメイドにこだわった自社ブランドKUSKAを立ち上げました。
2009年から構想1年をかけ、KUSKAのビジョンを徹底的に考えました。
まずは、伝統工芸が古くさい、かっこ悪いというのを払拭させたかった。いかにも伝統工芸ではなく、商品としてまずカッコ良く、それを身に着ける事でテンションが上がるモノを作りたい。
そしてその商品には、受け継がれてきた日本の文化・伝統・技術がきっちりと入ることにより、その質感・風合い・温かみを表現したいと。
様々な方々に応援いただきKUSKAも着実に成長しております。
気持ちもあらたに、KUSKAのモノづくりに精進します!
2012 10月1日
クスカ株式会社(KUSKA)
代表取締役 楠 泰彦
kUSKA

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