自社の決算は9月30日の為、
本日からあらたに今年度 43期がスタートとなります。
クスカ株式会社は昭和11年創業、会社設立は昭和46年。
私の祖父、楠博行が地場産業でもある丹後ちりめんの製造販売を開始しました。
そして2代目、父の勝義が大量生産・大量消費を疑問に持ち、オリジナルのモノづくりがしたいと、手織りに取り組み、2009年私に代表が代わり手織りに一本化、そして2010年2月から「昔の織り技法で今のライフスタイルを」コンセプトに伝統・ファッション・芸術の3つを融合させ、ハンドメイドにこだわった自社ブランドKUSKAを立ち上げました。
2009年から構想1年をかけ、KUSKAのビジョンを徹底的に考えました。
まずは、伝統工芸が古くさい、かっこ悪いというのを払拭させたかった。いかにも伝統工芸ではなく、商品としてまずカッコ良く、それを身に着ける事でテンションが上がるモノを作りたい。
そしてその商品には、受け継がれてきた日本の文化・伝統・技術がきっちりと入ることにより、その質感・風合い・温かみを表現したいと。
様々な方々に応援いただきKUSKAも着実に成長しております。
気持ちもあらたに、KUSKAのモノづくりに精進します!
2012 10月1日
クスカ株式会社(KUSKA)
代表取締役 楠 泰彦
作者別: kusunokz94 (6ページ / 7ページ)
朝夕は涼しくなり、少し秋らしくなってきました。
さて、先日京都・西陣まで手織りで使用している杼(ひ)を修理に持っていきました。
杼とは-横糸を巻いた管を入れて、縦糸の間に左右から入れる舟形のシャットルです。
手織り機の場合は、木製で出来ており使い込んでいくうちに剣先のゆがみやコマの部材が壊れたりします。
そうなってくると、横糸を入れる際に微妙にズレが生じてきます。
修理に向かったのはこちら
長谷川杼製作所
絹織物が全盛期の頃は西陣に数件あったが、今では府内でも唯一杼作りをされている店主「長谷川 淳一」さん。
こちらの3代目でもあり、国選定保存技術「杼製作」保持者、この道60年以上にもなる大ベテランの方です。
KUSKAにある杼はほとんどが長谷川さんが作った杼を使用しており、数年使用してはメンテナンスをしていただいています。
杼を持っていき、修理個所を伝えお願いしました。(高齢にて耳が遠い感じでしたので大丈夫かなと少しだけ不安に…)←失礼にてすいません。
そして、修理が上がって送られて来ると
細部までとても奇麗に仕上げてあり、コマも完璧に修理されております!
改めて京都の懐の深さと、
西陣の職人魂そして本物に触れた瞬間でもありました。
KUSKA 2012A/W パネルチェックストール
「首元に存在感を」テーマに2色を交互に織り込みパネルチェックにて仕上げました。
フリンジの部分は後から染上げております。
3色展開
巻くとこんなイメージです。
ネイビー×グレー
ブラウン×グレー
ネイビー×レッド
あなたの首元を彩るアイテムに。
長さ190㎝(フリンジ込み)
幅 約60㎝
シルク 100% 29,400円(税込)
織る前の縦糸。
横糸は色を交互に織り込んで仕上げます。
1日に1人の職人さんが織れるのは1枚程度の商品です。
三重県 志摩市 国府の浜海岸にてNSA (日本サーフィン連盟)主催
第47回 全日本サーフィン選手権に京都支部代表メンバーとして出場してきました。
今年はメインスポンサーがHISと、まさしく旅=波乗り、と言う感じですね(笑)
全国各地から勝ち上がってきた、真っ黒に日焼けしたつわどもサーファーが集結しておりました。
さて、私はシニアクラス(年齢が35歳~44歳まで)にて出場しました。
が、1回戦にて敗退です。。
さすがに全日本レベルとなると、なかなか勝たせてはくれません。
まだまだ修行が足りないと実感です。
さて、35歳の暑い夏も終了し、また懲りずに来年も頑張ろうと思う所存です。
少数ですが、応援していただいた皆様ありがとうございました。
KUSKA 2012A/W Fresco regimen Tie
KUSKAのカラーアーカイブから5色を選び、ネイビーと調和させました。
縦糸にはブラックを用い、落ち着きのある大人のアイテムに仕上げております。
重圧な質感・気品ある光沢をお楽しみ下さい。
展開店舗 ユナイテッド・アローズ各店舗、阪急メンズ東京
ネイビー×パープル
ネイビー×ホワイト
ネイビー×レッド
サックスブルーのシャツにとても合いますょ!!
今回のイタリア・フランス出張の目的の1つ、PITTI UOMO
PITTI IMMAGINE UOMO (通称:ピッティ・ウォモ)は、イタリアのフィレンツェで毎年2回、 1月と6月頃に行われる世界最大級のメンズプレタポルテの見本市、 イタリアンブランドはもとより世界各国のナショナルブランド達が翌年の新作モデルを発表し、 また世界各国からそれを買い付けるために多くのバイヤー達が集う展示会です。
場所もピッティー宮殿を利用し、演出も出展しているブランドも超1流です。
もちろん世界中のファッショニスタが集まってました!
会場をリサーチ、とても有名なイタリアクラシックブランドから新進気鋭のデザイナー、そしてもちろん日本のブランドの方々もイタリアの地にて勝負されていました。
そして日本の有名バイヤーの方々もたくさん見ましたし。
さて、私の見た感じでは、来期もフォーマルよりもカジュアル路線が強そうでした。
カラーもバリエーションが増えてきている感じ。白パンも多く目立っておりました。
今回のリサーチをもとに、KUSKAの来期のイメージを進めて行きます。
もちろん、最終目標は独自で出展する事、今日から計画を練り込みます!!
イタリアブランド FIORIOのダッフォリー二マネージャーと商談のあと写真を。
6月16日(土)~27(水)まで、イタリア・フランスと出張に行ってまいります。
それに伴い、担当者不在の為オンラインショップまた電話によるお問い合わせができませんので、ご了承の程よろしくお願いします。
出張のメインはイタリア・フィレンツェで行われる世界最高峰のメンズ展示会 PITTI UOMO をリサーチしてきます。
また、イタリアのメーカーとの商談も数件行う予定です。
異国の地にKUSKAを上陸させてみせます!
大阪の雄、梅田阪急メンズ館 B1 ネクタイ売場にて
KUSKA Frescoシリーズを期間限定で展開します!
クールビズスタイルが定着する中、ここぞという時に着けるネクタイはとても重要です。
春夏ペールカラーも揃えたFresco Tieをぜひお楽しみ下さい!
ふと気になり、見てきました。
太陽の塔。
大きさと迫力、そしてこれだけの人を引きつける力、
「本物は時が経っても衰えない」ですね!
どんな想いでこの表情を創ったのだろうか。
まぁ、それは受けて自身が感じるべきなんでしょう。
裏の顔も遠くから。
多くの人々で賑わってました。
さて、私事ではございますが京都造形芸術大学 通信部 芸術学部に入学いたします!
実は数年前から、大学にて学びたいという意欲はありました。
私自身、この業界にに入ったのは遅く、まだまだ実力・経験・知識なんかまだまだと感じております。今までは感覚的なモノ作りで何とか対応してきましたが、やっているうちにモノ作りの本質がわかり出すと共に、物事やモノ作りの本質が知りたく、そして知らなければこの先はKUSKAの商品を自信を持って、お客様に提案出来ない、と感じました。
今がそのタイミングと感じ本質を学びます。
専攻は「和の伝統文化コース」
しっかりとスケジューリング立てないといけないですね。
学校内の敷地には、吉田松陰の銅像と共に
至誠にして動かざる者は未だ之あらざるなり
はい、頑張ります!!