来季の秋冬シーズン用商品作製の為、手機をカスタマイズしました。
どうしても、織物に特徴をあたえようとなると織り技法や組織を変えるだけでは、限界があり、且つ圧倒的な素材感or存在感を出すためには手機本体からオリジナルで作る必要があると思いカスタマイズする事に!
機械織機ならオリジナルで機を作るとなると材料・経費等大変な部分が多々ありますが、手機は木で出来ている為、その辺を大きくクリア出来ます。
そして大工さんに部材等オリジナルで作っていただき組み立てます。
部材の木も自社で余っている機の部材を使用しており新しい材料を使用しておりません。
こんな感じで巧みに部材を合わせ、
これは一度カンナをかけているのでこんな新品の様な木に。
しかし、自分の日曜大工ではとても無理だなと改めて感じておりまいた…
さて、組み立が終わり、あとは糸をつなぎ、手機の調整、そして本番です。
商品だけじゃなく織る織機までハンドメイドで作ります。
じゃないと、オリジナリティーが出ませんからね!!
ALL HAND MADE in TANGO DAL 1936 KUSKA