織り手さんからFresco line stoleの横糸がたりません、
…と言う事で急遽染めに行ってきました。
染めは、サンプル‐自社工房
  急ぎ・小ロット‐与謝野町染織センター
    
    メイン‐丹後織物工業組合・染織課
というKUSKAのシステム、今回は急ぎなので私が与謝野町染織センターに、
こちらは町が運営している施設で染めに関する大体のシステムは
揃っており結構便利、よく使用させてもらっております。
常時1人染めの先生もいらして予約をすれば染め体験から本格的な引き染め
などなど、出来ます。織物の町ならではの施設ですね。
さて、ということで染めていきます。
まずは、沸騰させた水に染めたい色の染料を入れて糸を回しながら染めていきます。もとは真っ白の糸です。
染め
シルクの糸はおよそ85度前後の温度になると繊維の中に染料が入り出します。そして90度位から染料が繊維に入ったり出たりとなり、その染料がしっかりと定着するまでじっくりと糸を均一に染料に漬けてやります。
この工程でしっかりと繊維の中まで染料を浸透させ定着させなければ、色落ち・色むらの原因になってしまいます。
そして、もう一つ大事な色合わせ。
染め
何とか近い色になりそう、、
そして、40分位糸を回しながら均等に染めていき
糸を洗います。
染め
カメラを持ちながら洗ってます(笑)
そして最終チェック
染め
おう、バッチリ同じ色!!
あとは色止液に漬け、糸を絞り干して次の工程用に糸繰をします。
こんな感じで糸染め終了。
そして与謝野町染織センターのご紹介
施設の中には
染め
こんな感じの反物を染めれる場所もあり
染め
引き染め用のはけもズラリ
染め
色々そろっておりますよ。
染めって奥が深いですし、その人の感性が一番出ます。
しかし忍耐強くないとなかなかできませんよね。。