KUSKAでは、ネクタイだけではなく様々な手織物の商品をご用意しております。 その中でも当店で人気なのが、シルク100%のマフラー。 今回は、これからの季節に特にお勧めな手紡ぎ真綿のシリーズをご紹介致します。

手紡ぎ4

「真綿?シルクなのに綿(木綿)素材なの?」とのご質問を頂くこともございますので、 まずは手紡ぎ真綿の説明をさせて頂きます。 真綿(まわた)と綿(木綿、コットン)は全く別の素材です。 真綿は蚕の幼虫が作る繭から生産される「動物性」の繊維をワタ状に加工したものです。 (真綿=絹=シルク)

一方、綿(綿わた、木綿)と呼ばれるものは、綿花を原料とする「植物性」の繊維をいいます。 同じ漢字なので判りにくい点もございますが、 木綿が伝来する前は「綿」は「真綿(シルク)」のことを指していたそうです。 綿花の種子が伝来したのは室町時代といわれております。 弥生時代の遺跡から平織の絹織物が出土しておりますので、その頃から養蚕は行われていたと考えると、 感慨深いものがありますね。

KUSKAでは、手で紡いだシルク糸・絹紡糸・細いシルク糸を撚り合わせることによって、 独自の風合いを持つ真綿を開発致しました。 テーマは、「カシミヤを超えるシルクの風合い」。 その手紡ぎ真綿を使った商品が、手紡ぎ真綿マフラーシリーズでございます。

通常、機械織りでは用いられない程繊細な手紡ぎのシルクを、手織りで丁寧に織り上げ シルク特有の肌触りの良さは、他のマフラーが肌に合わず巻けないという方にこそ、お試し頂きたい感触です。 断熱効果や保湿性も高い素材ですので、薄くて軽いのにも関わらず暖かく、今の季節の朝晩の冷え込みにもさっと羽織って使って頂けます。

糸使いの少ない綾織りのライトタイプと、より暖かく柔らかな質感のヘビータイプとの2種類をご用意しております。 ライトは茜色、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラック、ブルーの6色、 ヘビーはネイビー、ベージュ、生成り、墨の4色展開をしております。

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是非、日比谷OKUROJI店にてその手触りと巻心地をお試しくださいませ。